[Intro] ゆれる風の音 軒先に 昨日と今日が 溶けていく [Interlude] [Verse 1] 縁側の猫が あくびして 畑の匂いが 昼を告げる 誰もいない道 ひとり歩く 麦わら帽子の 影がのびる [Pre-Chorus 1] あの日見た地図の端に 「通ってはいけない森」がある でも 風が 誘うみたいに 草むら 揺れて 僕を呼んだ [Chorus 1] 夏が跳ねた あの瞬間 誰も知らない 世界の音 遠く風鈴が 鳴り響く 忘れられない 午後の記憶 [Verse 2] 川辺で拾った 石を並べ 「この形は なにに似てる?」 くだらないけど それが好きで 時間はまるで 止まってた [Pre-Chorus 2] あの森の奥で出会った 「なにか」は 言葉を持たずに でも 胸の奥に届いた “きっとまた来いよ”って [Chorus 2] 夏が跳ねた あの瞬間 世界が少し きらめいた 風鈴ひとつ 風に乗せて 僕だけの夏 閉じ込めた [Bridge] ——誰かが言ってた 「大人になるってことは、 こういう記憶を しまいこむこと」だって でも僕は、忘れない。 [Final Chorus] 夏が跳ねた あの瞬間 風の音が 胸に残る あの森の奥の 秘密さえ 風鈴の音に 包まれてた [Outro] ——あれは夢だったのかな でも今も 耳の奥で チリン、と 風鈴が鳴っている [End] [end]