
[Intro] 百年の森に 船が眠る 錆びた鐘だけ 海を鳴らす 誰も知らない 覚えていない フルフル フルフル [Verse1] 大海賊と呼ばれた男 黒い帆を張り 夜を纏った 黄金の山も 宝石の海も 彼の瞳を 輝かせない 彼が魔術を 揺らすたび まねかれびとが 夢を見る 花咲く食卓 笑う横顔 そこに彼女は 生きていた [Pre-Chorus1] 目を閉じてくれ 怖がらずに 君の夢なら 会えるだろう 僕の会えない 君の見た あの人のことを 教えてくれ [Chorus] フルフルは、美しかったか? 僕の見えない その人は どんな声で 笑ったのだろう どんな瞳で 皆を見ただろう フルフルは、美しかったか? 答える君の その向こう 僕は二度と ふれられない 愛した人の その姿 [Verse2] 幻の宴に 客を招いて 酒とご馳走 夢を振る舞う 目覚めた人は 何も知らず 奪われた全て 海賊の宝 悪党の名は 海に広がり 真実だけが 森に沈んだ 彼が盗んだ 幾つもの夜 実りないまま 時が過ぎる [Pre-Chorus2] 百年経っても 消えないもの 百年経っても 届かないもの 君の見た夢 ひとつずつ 僕の知らない 君を聞く [Chorus] フルフルは、美しかったか? 花より白い 人だったか その手に触れた 風の匂いも 君は覚えて いるのだろうか フルフルは、美しかったか? どうか嘘など つかないで 僕のこの目は 届かない 君の言葉を 信じたい [Bridge] 君がいないと 打ちひしがれ 時計の針を 捨てたまま 幻の中に 君を描いて 幻の外で 老いてゆく もしも僕に魔術が効くなら どうして僕には効かぬのか たとえ醜い夢だとしても そこから僕は目醒めることはない [Final-Chorus] フルフルは、美しかったか? 最後の客に 問いかける 返事を待つその 伏せた睫毛に 百年分の 涙が揺れる フルフルは、美しかったか? ねえ 誰か 答えてくれ 僕が愛した あの人のこと 僕の愛した あの人のこと [Outro] 大海賊など どこにもいない ただ君に会えない 悲しいだけの 男がひとり フルフルは、 美しかったか?

