ドン引き哀歌

[Intro] 闇に響く鎖の音、遠くで波が泣いてる 仮面越しに見つめる目、言葉が凍りつく 何かが始まる気配に、心がざわめきだす Oh, この夜はどこへ行くのだろう [Verse 1] 革の鞭が空(そら)を斬り、奇妙な舞が繰り広げる 見ちゃいけない場面に、目を背けたくなる 汗と涙が交じり合い、理性が逃げ出す夜 こんな理不尽、誰が仕組んだのか [Pre-Chorus] 叫び声がこだまして、胸が締め付けられる 地獄のような囁き、もう勘弁してくれ 耐えきれず崩れそうさ、この現実が重すぎて [Chorus 1] ああ、目を閉じても消えない影 心乱れる、狂気の宴に 何だこの世界、信じられない Oh yeah、ドン引き [Instrumental Break 1] [Verse 2] 「おくりびと」と呼ばれて、真空に閉じ込める 袋の中で蠢く姿に、背筋が凍りつく 道端の不条理さえ霞む、深い闇の儀式 理屈じゃ割り切れないさ、波が遠ざかる [Pre-Chorus] 鎖の音が耳に刺さり、涙がこぼれ落ちる 悲鳴が響き合い、深いぜこの闇に 耐えきれず震えてるよ どうすればいいんだろう [Chorus 2] ああ、息もできずに閉ざされた影 真空の果てに、おくりびとの舞 何だこの狂気、耐えられない Oh yeah、ドン引き [Instrumental Break 2] [Bridge] 波の音が遠ざかり、静寂が押し寄せる 鞭を受けて悦ぶ影、笑みが闇を切り裂く その喜びに目を疑い、心が冷えていく Oh、誰か教えてくれ、これが普通なのか？ [Chorus 3] ああ、闇の中でもう逃げられない 悦びと痛み、交錯する叫びに 何だこの世界、正気じゃいられない Oh yeah、ドン引き [Instrumental Outro]