わがままよりもあなたのそばに

[Verse 1] 春風が肩をすり抜けて 街の色が少し変わってた 新しい靴がまだぎこちなくて あなたの歩幅を探してた [Verse 2] 無言のままの交差点 信号が変わる音さえ なんだか今日は 優しく聞こえた気がした [Chorus 1] わがままよりもあなたのそばに いたいって思えた春の日 咲きかけの桜の下で 言えずにいた「会いたい」が 指先でほどけた 黙って笑ったその一瞬が 私の中の「確か」だった [Verse 3] 風が運ぶ 甘い花の匂い 制服の袖を少しめくった 季節がまた動き出しても あなたと歩く午後が好きだった [Verse 4] 言葉にならない想いを 握りしめていた右手に あなたの手が重なるたび 全部、大丈夫って思えた [Chorus 2] わがままよりもあなたのそばに いられることを選んでる 未来を追う自分よりも いま、隣にいることを信じた 朝焼けみたいに淡い決意も この瞬間がほんとの私 [Final Chorus] 春がまた訪れても 同じ風に揺れるなら わがままよりもあなたのそばに いたいと、何度でも言いたい 「変わったね」って微笑むあなたに もう一度、恋をする日々