滲まなかった声

[Verse 1] ページの裂け目に 叫びが滲む インクの傷が わたしを刻む きみが笑った　あの夏の端で わたしはもう　抜け出せない [Pre-Chorus 1] 息もできない　紙の奥で きみの指が かすめただけ その一瞬が わたしを 燃やし続けてる… [Chorus 1] 忘れても いいよ きみがそうでも わたしはここで 歌い続ける 紙の骨に 刻んだこの春 きみの心を 離さないから This spark is mine! [Verse 2] ねえ、ページを めくってみてよ わたしの声 飛ばしたつもり？ でも知ってるよ 目が泳いでた 忘れるなんて できないよね？ [Pre-Chorus 2] もしもう一度 きみが触れるなら わたしは光で きみを包みたい 押し花なんかじゃ　終わらせない 呪文のメロディ 響かせたい [Bridge] きみがわたしを 見ずともいい この歌はもう　誰かの空へ ページの外で わたしは咲く 新しい春を 呼び起こすよ [Final Chorus] 破られても 燃え尽きても わたしはまだ ここで歌う 紙の骨から　生まれ変わる春 きみの心を つかんで離さない You forgot, I became! [Outro] ラララ… 終わらないよ この歌は 二度と消えない ラララ… きみの中でも わたしは春を 響かせるよ