試験管のヒヨコ

[Intro] [Verse 1] 試験管にいれた　ヒヨコを 粉々にしてしまったら 失われるのは　なんなのか？ そんなことを考えた人がいた 生きていたヒヨコも 粉々になったヒヨコも 物質としては　変わらないだろうと [Verse 2] 試験管に入った　ヒヨコは 粉々にされる運命を 覆すことが　できないか？ そんなことを考える僕がいる 生きているあいだに 粉々になってしまう前に 何も変わらないとか　言わせないために [Pre-Chorus] どうしたって　何したって 変わってないように　見えてしまうだろう けど何かが　大切な何かが 失われているんだろう [Chorus] 僕らは　いとも簡単に 誰かのヒヨコを　すりつぶす 粉々になってしまったら 二度とヒヨコには　戻れないのに 僕らは　いとも簡単に 自分のヒヨコを　すりつぶす 粉々になってしまっても なんでもないように　見せかけるんだ [Interlude] [Verse 3] 試験管にいれた　あなたを 粉々にしてしまったら 失われるのは　なんなのか？ そんなことも考えてしまうんだ 生きていたあなたも 粉々になったあなたも 物質としては　変わらないだろうか [Pre-Chorus] ヒヨコだって　思い立って 壊されないように　立ち上がるだろう 今何かが　大切な何かが 失われることのないように [Chorus] あなたを　いとも簡単に すりつぶすことも　できるのか 粉々になった　あなたでも 何も変わらない　そう言えるのか [Post-Chorus] 失われるのは　機能だとか 失われるのは　命だとか そんなことを　答える人がいた 粉々になるのが あなただとしたら　答えは変わるのか [Outro]