[Verse 1] 6階の非常階段 消えかけたEXITランプ 「ここなら誰にも怒られない」 靴ひもも結ばずに ただうずくまってた [Verse 1] 「なんでもないよ」って 私の口癖 本当はSOS 関係者以外立入禁止の世界 “自分”まで立ち入り禁止になってた [Chorus 1] 心のExitは 安全じゃなくていい 誰にも見つからない場所で 私が私を 見失わないように 「ちゃんとしなきゃ」に 押しつぶされかけた声が ようやく 名前を取り戻した [Verse 2] 歪んだ鏡の中 制服のリボンが泣きそうだった 「大丈夫?」って聞かれるたび 嘘の呼吸で 平気を演じてた [Verse 2] ポケットの奥から出てきた ちぎれたメモ 文字は滲んでた 「もう逃げてもいいよ」って 2年前の私が 書いた言葉 [Bridge] 私のことなんて 誰も見てないって思ってたけど 本当は 誰かに見つけてほしかった こんな場所にいる、 私ごと [Chorus 2] 非常図にない未来を 点滅する矢印が笑ってる 「逃げてもいい」って言える強さが あの日ほしかった 今は ちゃんと持ってる 止まってた時間が 歩き出す音を立てた [Break] 胸の非常ベル、壊れてたんじゃない ただ 鳴らす勇気が なかっただけ [Final Chorus] 開かないドアを押すその手は 誰でもなくて 私のものだった 心のExit ずっと探してたのは 逃げるためじゃなくて もう一度 生きて戻るためだった [Outro] 呼ばれた気がして 振り返ったら 空っぽなのに 光があった

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