「あの午後、音だけが残った」

[Start] （公園の環境音：子どもの笑い声、風、ブランコの軋み） あのときの君が　砂場で笑ってる それを見てる　今の僕は もう　何も声をかけられない ブランコの音が　心を揺らす 風が運んだ　あのときの言葉 「またね」って、君は言ったっけ [Chorus] 記憶は公園 遊びのふりをした　涙の場所 ピアニカの音が　鳴り止まない 君を　忘れたくても [Bridge] 日が暮れて　鉄棒の影が長くなって 誰もいないはずのベンチに 誰かが、座ってた [Outro] ……あれは　子どものころの僕だったのかもしれない （風とピアニカの余韻でフェードアウト）