うたひめのミライ鍵（キー）

[Verse] 目を覚ましたら 星が裂けた空 廃れた祈りが 風に爪を立てる 地図もスマホも 灰に溶けたけど 転ぶたび空へ響く 私の声が鳴る [Pre-Chorus] 「キミの歌が 鎖をほどく」 紅く燃える瞳が 未来を照らす 応えたい　これが私の刃（こたえ）だ！ [Chorus] この声が 空を裂いてく！ 閉ざされた明日を 音で切り開け 泣いてた私を連れ出して 鏡に映らぬ影と踊ろう 砕けた旋律が火を散らして ミライの扉を、焼き尽くすよ [Verse] 歌うたびに 灯る震える目 灰の大地に 光が根を這う けれど向こうで 影が吠え続ける 希望の歌を 飲み干す牙が迫る [Pre-Chorus] 逃げたくなる 膝が震える それでも響く　「信じてる」の声 掠れた声が 運命を撃ち抜く [Chorus] この声が 夜を裂いてく！ 曇り空の果てで 光が目を覚ます キミが叫んでくれたから 私はこの場所に立てたよ つまずいた日を歌に刻んで ミライの鍵を 砕いて掴む！ [Bridge] 笑うことさえ忘れた私へ 「ここにいるよ」って　声が届いた 誰かの涙が 歌に溶けて この震えが―― 私という歌を、目覚めさせる [Final Chorus] この声が 未来を裂いてく！ 鍵が砕けたその先に 道は響く 涙の底で咲いた願いが キミの鼓動と共鳴して たとえ世界が終わりを叫んでも 歌は 奇跡を連れ戻す！ [Outro] たとえ声が消えても この熱は、どこまでも響いてる―― キミと。