となりのカンタ君

[Intro] (Instrumental) [Verse 1] 隣のデスクのカンタ君 シャツの袖まくる仕草 真剣な顔でPCカタカタ 時々ふっと視線が合う [Verse 2] クロスバイクで出勤をして コーヒー片手にちょっと一息 カップ麺のストックが引き出しに なぜかいつもちょっといい匂い [Chorus] ねえ カンタ君、何考えてるの？ 私には「さん」付けするくせに 年齢、二つも下だけど そのギャップにときめいちゃうのかな [Inter] (Instrumental) [Verse 3] 昼は適当にコンビニ弁当 ネット漫画をめくる横顔 でも連絡はやたらマメで 予定もきっちり管理してる [Verse 4] ワンルームには観葉植物 「水やるの忘れそうでさ」 そんな君が毎朝欠かさず 靴を磨いてるの知ってるよ [Bridge] 土曜の夜はフットサル仲間 学生の頃と変わらぬ笑顔 なのにデスクじゃちょっと無愛想 不器用なとこがまた素敵だわ [Chorus] ねえ カンタ君、君の全部が デコボコだけどまっすぐで 少しずつ知っていくたび もっと惹かれてしまうんだ [Verse 5] 待ち受け画面が、ふと見えた 知らない誰かと二人の画像 「それ、誰なのよ？」って聞けなくて 君の過去にそっと触れた気がした [Outro] 隣にいる距離のまま もう少しだけ踏み込めたら 私の名前の呼び方が 「さん」じゃなくなる日が来るかな [Ending] (Instrumental)