温滴(あたたかなひとしずく)

Softly the seasons change, drifting like a dream Memories held in time, wrapped in golden steam そよ風に揺れる 田んぼのそばで 静かに水を吸う 米の粒たち 優しく包んで 待ち続けた時間 この手にのせた夢 ふくらんでいく たけのこの声がする 「そっと切ってね」 黄昏に染まる光 木漏れ日が揺れる やさしさを煮詰めた だしの香りに しみ込んだ記憶たち そっと寄り添う Flavors of love, dancing in time はじまりの音が響く 炊きたての鼓動 ふたを開けた瞬間 広がる世界 さあ一緒にすくって やわらかなひとくち 心までほら ぬくもりに満たされる 火の中で踊る 油揚げの影 醤油とみりんのリズムが心を包む Echoes of home, deep in my soul 永遠にここに、私の心の中で 夜がくる 月明かりに またそっと思い出すよ たけのこご飯の あたたかさ Forever here, inside my heart - kakuni324 © Copyright 2025 -