[Verse] グラウンドに散らばった 割れた笑い声の欠片 チューニング外れたまま 風が運んだメロディ 自販機の光に反射した 半透明なペットボトル 転がるたびに 未来が歪んで見えた気がした [Pre-Chorus] 明日ってやつは ピントがずれて滲むけど 「迷うなら飛べよ」って お前が肩を叩いた [Chorus] まだ誰にも染まってない この空白の地図を握り 泥だらけの靴で 雲の切れ目を突き抜ける 走った距離がそのまま 俺の形になっていく 今もまだ その音が鳴ってる [Verse] 「冷めたな」って呟いた コンビニのネオンの下 お前は黙って 肉まんの湯気を手渡してきた 言葉より熱いものが 胸の隙間を埋めた夜 小さな火でいい 俺らにはそれがすべてだった [Pre-Chorus] 夢が重すぎて ポケットが破れそうな夜も 「お前なら持てるよ」って 笑顔で嘘をついてくれた [Chorus] まだ誰にも染まってない この歪んだ輪郭のまま 夜空に放った 紙でできたロケットみたいに 答えより遠くへ あの笑い声が飛んでいく 今もまだ 火花みたいに光る [Bridge] 洗いざらしのジャージに 染みついた汗と埃 俺らも少しずつ 角が削れていくみたい でもさ、ほつれた糸の裏に まだ熱いまま あの日の叫びが 脈を打ってるんだ [Final Chorus 1] まだ誰にも染まってない この未完成な季節を こじ開けた未来が 靴底で軋んでる 振り返るより先に 風を切り裂いて走れ あの日から ずっと途切れない [Final Chorus 2] まだ誰にも染まってない それが俺らの旗になる 間違いだらけの地図に 赤で線を引いていけ 誰とも違うままで 笑い声が響き合えば それだけで 永遠が始まる

User avatar
0 / 500

No comments yet!

Be the first one to show your love for this song