踊らせる手

[Verse 1] 誰かが笑っている 背後で糸を操りながら 新しいと言えば動く それだけで群れを作れる 本当に必要かなんて 誰も問わない、気にしない 行くべき道を塞ぐように 見えない影が伸びている [Chorus] 踊らせる手が影を引く 広がる景色を塗りつぶす 積み上げた価値が崩れていく 進むべき道は霞んでいく [Verse 2] 誰かが動かしてる 空虚な声を武器にして 便利さという鎖で縛り 進む先を狭めていく 流行りが全てじゃないけど 流れを断つのは容易じゃない 俺たちが選ぶ未来さえも 仕組まれた道の上を行く [Chorus] 踊らせる手が輪を広げ 見えない足場を削り取る 止まった時間が笑いかける 進むべき時が止まるまま [Bridge] 支配したい、ただそれだけで 誰かを操り動かす手 その先にある本当の未来 誰ももう気づけないまま [Final Chorus] 踊らせる手が影を引く 広がる景色を塗りつぶす 積み上げた価値が崩れていく 進むべき道は霞んでいく 見えない手が支配する空 どこにも自由は残らない 消えていく声、薄れる希望 未来はどこへ行くのだろう [Ending] 誰かがまた笑っている その手で支える偽りの道 俺たちが立つこの場所にも 進むべき道はもう消えた