Sleeping Spring

[Start] [birds chirping] 遠くで誰かが　笑ってた 桜がまた　咲いたんだって 眠いまま見上げた　曇り空 心はまだ　冬の(まま) [Intro] [lo-fi loop] 止まったままの時間に 置いてかれたような朝 夢の続きを引きずって まぶたが重くて(やだ) [Verse] 通学路　風がふわり ポケットの手　ぬくもり恋し 新しい春　きらきら眩し なのに私は　うつむき(がち) [Verse] 目覚まし　スヌーズ三回目 コーヒー冷めたままの部屋 理由もなくため息ばかり 春ってなんでこんなに(ゆるい) [Chorus] [melodic hook] 眠れぬ春に咲く　こころがほつれる 全部が綺麗すぎて　泣きたくなる あの日のわたしにも　言いたい言葉 「焦らなくていいよ」って(ねぇ) [Verse] 花びらが舞う道　ぼんやり歩く イヤホンの音　今日は少し大きめ 元カレのこと　ふと思い出す 「元気かな」って呟いた(だけ) [Verse] 教室の隅　あくびをかみ殺す まどろみの中　ふと浮かぶ夢 なにもしたくない日だって ちゃんと意味があるよねって(思う) [Bridge] [acoustic loop] まるで雲みたいな　この気持ち つかめなくて　でもどこか(愛しい) ゆらゆら揺れてる　私の春も 誰かの世界で　咲いてるかな [Chorus] [melodic hook] 眠れぬ春に咲く　こころがほつれる 全部が綺麗すぎて　泣きたくなる あの日のわたしにも　言いたい言葉 「焦らなくていいよ」って(ねぇ) [Verse] ピンクの空に　見とれてた午後 自販機のあたたかい缶コーヒー 時間が溶けていくようで ちょっとだけ　好きになれた(この季節) [Verse] SNSのタイムライン　春を彩ってる でも私の画面は　ちょっとだけグレイ そんな日もあっていいよね 自分のペースで歩いて(いこう) [Chorus] [melodic hook] 眠れぬ春に咲く　こころがほつれる 全部が綺麗すぎて　泣きたくなる あの日のわたしにも　言いたい言葉 「焦らなくていいよ」って(ほんと) [Verse] 淡いネイルが　少しはげて それさえも今は　悪くないって 自分をゆるせる　春が来た まどろみの中で　微笑んだ(静かに) [Outro] [wind sounds] 春風が　頬をなでた また眠くなる　午後三時 こんな日々も　きっと大事 [End] [silence fades in] ねぇ春って　ちょっと(苦い)ね でもそれが(好き)かも