夜明けの証明

曖昧な影の中 迷い込んだまま 昨日までの自分が どこか遠く揺れてる 時計の針が告げる このままじゃいられない 閉じ込めた声が 叫びたがっている 冷たい夜風に 飲み込まれそうでも 胸の奥で微かに 光るものがある 夜明けの色が まだ薄れても 新しい光が 僕を照らし始める 怖くはないさ もう逃げないよ この違いこそが 僕の証明だ 流れる街の音 どこか他人事で 「普通」の檻の中 震えていたあの日 だけどこの胸に 響く鼓動がある それが僕の証 何よりも確かに 足元の影も 振り切るように 踏み出した一歩が 未来を変えてく 夜明けの色が まだ薄れても 新しい光が 僕を照らし始める 怖くはないさ もう迷わない この違いこそが 僕の証明だ 月が沈む頃 空が染まり始める 目を逸らさずに ただ進めばいい 夜明けの色が 鮮やかになって 新しい光が 僕を包み込む 震えた日々も 無駄じゃないさ この違いこそが 僕の証明だ そっと目を閉じて 息を吸い込んだ 朝の風が優しく 背中を押してくれる