
[[Verse] 誰も足を踏み入れたことのない 秘境の地で一人の冒険家が彷徨っていた 辺りは深い霧がたちこめ一寸先が見えない 絶望の中、少しずつ歩み続ける まるで導かれるかのように 小さな洞が目の前に現れた [Pre-Chorus] 今日はここで休もう。 静寂の中、ランプを灯し辺りを見回すと 古びた箱を見つけた 血が騒ぎ、鼓動が高鳴る [Chorus] 中にきっと宝が入ってるはずだ! 冒険家は震える手で、その箱のふたをあけた。 箱の中から眩しい閃光が放たれ思わず目をつむった 目をあけると目の前に大きな魔人が立っていた [[Verse] 「よくぞ我を解放してくれた!」 「お礼にどんな願いでも3つ叶えてやろう!」 冒険家は答えた。 「それは素晴らしい!今考えるからちょっと待て!」 魔人は答えた 「一つ目の願いを叶えよう!」 そう言うと魔人の体が光り いつまでも待つぞ!二つ目の願いを言えと答えた [Pre-Chorus 2] え?今のもカウントされるの? 不満ながらも慎重に次の願いを考えた 「裏で僕の悪口を言ってる奴をめちゃめちゃブサイクな顔にしてくれ!」 ニつ目の願いを叶えよう! そう言うと魔人の体が光る 叶えてやったぞ!最後の願いを言え 自分の嫁がめちゃめちゃブサイクになった事を彼はまだ知らない。 [Chorus 2] 彼は一度自分の股を見たあとモジモジしだした あのぅ…あのぅ…チ… あの…あの…チ… 彼は恥ずかしがり屋なので中々言えないようだ 「あのぅ…10センチ…いや5センチでいいので 僕のバナナを大きくしてくれ!」 真っ赤な顔で彼は言った [Bridge] 巨万の富や世界中に轟く名声 願いは何でも叶うのにお前は欲が無いな! サービスで立派なバナナにしてやるぞ! 冒険家は少年のようにキラキラした瞳で嬉しそうにしている 魔人の体が光り、願いは叶えたと言い残し 煙のように消えた [Hook] 体に変化は無いが 明日起きたら立派になってるのかもと 期待に胸を躍らせ食事をとる事にした。 持ってきたリュックがやけに膨らんでいる リュックを開けるとおやつに持ってきたバナナが 大根のように大きくなっていた [Outro] 泣いた…泣いた… 冒険家はめちゃめちゃ泣いた… 「このバナナじゃなくて!」 静かな秘境の地に冒険家の声が鳴り響く [End]